2014年11月5日水曜日

かつての処刑場は、猫の集まる公園に。

場所: 日本, 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3丁目1−2 コクミン
サンシャインシティそばの東池袋中央公園は、元々は巣鴨刑務所の処刑場である事は、有名な話だと思いますが、そこは猫の集まる公園だったとは、知りませんでした。




東池袋中央公園の猫を、受刑者の生まれ変わりと考える



サンシャインシティのそばにある、東池袋中央公園


有名な話ですが、ここは元々、巣鴨刑務所の処刑場。

太平洋戦争の戦犯も、ここで処刑されました。





サンシャインシティとその周辺は、大型施設が建つ大きな区画になっていますが、これは巣鴨刑務所の敷地を再開発した結果です。

戦前の地図と見比べると、わかりやすいです。

この地図は{今昔マップ on the web(c)谷 謙二}{国土地理院 電子国土Webシステム}{カシミール3D}を使用しています。
この地図画像の元である地図は、国土地理院の地形図[2万5000分の1 東京西部 昭和4年二修 昭和6年6月30日発行]です。

昔の地図を見ると、サンシャインシティから南東へ不忍通りに抜ける弓なりの道は、そもそも巣鴨刑務所への道として作られたことも分かりますし、刑務所の正面も、池袋駅方面とは反対側の護国寺方面を向いていた事も分かります。

池袋が垢抜けない感じがする街なのは、決して、埼玉から遊びに来る人が多いからではなく、刑務所の裏手という歴史を引きずっているから…なのかもしれません。


んで、そんな、元々は巣鴨刑務所の処刑場だった東池袋中央公園ですが…

あれ、なんか、動物がいますね。


…猫!?

 猫。 猫。

 猫!猫!猫! いっぱい!

かつての処刑場は、猫の集まる公園になっていたとは!



たくさんの猫とふれあう人々。

その中には、いかにも失業者といった身なりの人も目立ちます。

調べてみると、サンシャインシティにはハローワークもあるんですね。



かつての処刑場に集まる、猫と失業者…

例えば、ここの猫たちは処刑された人の生まれ変わりだと考えてみたら、どうでしょう?

猫に生まれかわり、周りの人に愛される生活を送りたい… そう願って。





今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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