2014年12月9日火曜日

赤坂さがす(2)~三分坂・氷川神社周辺・旧乃木邸~

場所: 日本, 〒107-0062 東京都港区赤坂8丁目11 旧乃木邸
前回に引き続き、赤坂の散策です。

三分坂などの坂の風景と、氷川神社周辺は都心とは思えない緑の濃い小路がありました。 また、乃木坂の由来である旧乃木邸には、レンガ造りの馬小屋と、乃木希典氏の生き様を見ることができます。


三分坂はオールスター感謝祭の坂とは違うようで



前回に引き続き、赤坂の散策です。


あ… 赤坂といえば、TBSと料亭を連想する方が多いと思いますが、それらは一切出てきませんのであしからず。

それよりも私は、街並みとか風景とか、坂とか区画とかに興味があるので…

そもそも料亭とか無縁だし…

テレビもそれほど見るほうではない… ましてや、TBSって最近見てるかなぁ? と考えてみると… 数年見てない。 いや私、テレビ全く見ないわけではないんですよ。NHK、日テレ、テレ朝、テレ東になら、毎週見てる番組がありますから。

三分坂
三分坂
おおっと話がそれた。 これは三分坂ですね。

その昔、ここが急坂だったゆえに、荷車押しか駕籠かつぎ?に支払う賃料を銀三分割り増したことが由来とされている、三分坂。 読み方は「さんぶん」ではなく「さんぷん」が正しいとされています。

三分坂
三分坂
三分坂はTBSのすぐ裏にあります。

ということは、この三分坂が、TBSの大型番宣番組「オールスター感謝祭」の恒例行事「赤坂5丁目ミニマラソン」でおなじみの、心臓破りの坂か…?

と思って検索してみましたが、違うようです。 路面の舗装が違いました。 心臓破りの坂は三分坂ではなく、TBSの敷地内にある坂のようです。

一ツ木公園
一ツ木公園

三分坂を登ると一ツ木公園を発見。

やはり、高台の上の公園は、気持ちがいいですね~。

転坂
転坂
 この、傾斜にうねりのある坂は、転坂。 転びやすいから。という、実直なネーミング。 でも、名前ってそうやって決まるのが自然ですよね。

本氷川坂
本氷川坂
こちらは、なんだか薄暗いです。 氷川神社に続く、本氷川坂です。



しかし、本氷川坂を登りきると…

うわ、赤坂にも、こんな風景があったとは!

氷川神社の周りには、赤坂のイメージとは全く違う、緑の生い茂る小道がありました。


でも、道の脇にリムジンが止まっているのを見ると、やっぱりここは赤坂なんだなと(^_^;)

乃木公園、旧乃木邸、自刃した将軍と妻



乃木坂駅そばに、レンガ造りの建物が。

これは、乃木公園・旧乃木邸の馬小屋。


おぉ、戦前に作られたレンガ造りの馬小屋が、赤坂にあったとは。


こちらは乃木邸の住居。

馬小屋はレンガですが、住居は木造。 限りなく黒に近い焦げ茶が、渋いです!



…ていうか、乃木さんって誰?


ふむふむ。

旧乃木邸・乃木公園・そして乃木坂の乃木とは、乃木希典(のぎまれすけ)氏の事で、陸軍の大将だった方のようです。

驚きなのが、明治天皇が崩御されたその時に、自刃したという… 天皇陛下への忠誠心が、それほどだった。 という事でしょうか。



さらにさらに、他の説明文によると、妻も一緒に自刃したという…!

なんで、奥さんも一緒に死なないといけなかったのか? 


まぁ、 明治に生きた陸軍大将夫妻と、平成に生きる我々一般人。 時代と境遇が全然違うのですから、分からなくても当たり前。

戦前には、これほどの、義に生き義に捧げる、偉い方がおられた。 すごいなぁ… と敬意感服するだけで、いいじゃないかと。



乃木氏を敬う方は大勢おられたのでしょう。乃木公園の隣には乃木神社が建てられました。 そして今も、その生き様に憧れる方々に崇められいるのだと思われます。 

(この手の話題は言葉を選ばないと…)


以上、赤坂の散策でした。

高橋是清翁記念公園とか、乃木希典とか、いろいろ発見があって、楽しかったです(^^)


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



より大きな地図で 「尊い東京の姿」一覧地図 を表示

0 件のコメント:

コメントを投稿