2013年7月13日土曜日

駒場。それは渋谷から2駅の田舎

場所: 日本, 東京都目黒区駒場2丁目19 駒場野公園
前回、大橋JCTの真上にできた天空庭園を取り上げましたが、そのついでの、目黒区駒場です。駒場といえば官僚エリートが育つ街というイメージがありますけど「田舎のおじいちゃんち」って感じの風景なんですよね。 平成っぽくないんです。 渋谷から2駅なのに。


まずは駒場東大前駅。
斜面からの駒場東大前駅
谷に沿って線路と駅が作られているので、なんだか、山あいのようです。

この写真を見せて「上越新幹線の越後湯沢駅だよ」と言われても、かなりの人が納得するのではないでしょうか。
もしくは、長野新幹線の安中榛名駅。 …とにかく、駒場東大前駅は、そんな、山あいの新幹線駅のような雰囲気だと思うのです。


駅周辺の町なみは…




高い建物は見当たりません。
区画整理もされていないようで、有機的な街並みです。



…それにしても、暑いですよね~。 はっきりいって、この暑さでは街歩きする気がおきないです。 (涼しくなるまでブログの更新頻度は落ちると思います ^^;)

緑と涼を求めて、駒場野公園に入りました。


駒場野公園も、古いものがいっぱいでした。
まずは…


板の歩道! 東京23区では、はじめて見るかもしれません。 ここまでいい味に朽ちてる板の歩道は貴重! 現代の公園では、まず見られません。

でもいつかは、痛み過ぎて再整備の必要が出てきて…「車いすの人にも優しい公園を!」という理由で舗装されるんだろうなぁ。 それは正しいんだけど。


それから…


これは…井戸ですね。
蓋を外せば今も使えるのかな?

そして…

ケルネル田んぼ
ケルネル田んぼ
京王線の車窓からも見える、ケルネル田んぼです。 明治期、ここには駒場農学校があって、その教師として雇われたドイツ人ケルネル氏が名前の由来です。 現在世話をしてるのは筑波大学付属駒場中・高校の生徒。との事。


渋谷から2駅なのに、古いものがいっぱい残っています。



…最後に、駅前に戻りますが、また違った古いものを紹介します。 古いというよりも、レトロといったほうがいいかも。



駅前にある、商店街の店舗一覧看板です。

デザインがしゃれてます! 見出し部分もそうですが、一番しゃれてるのは、フォント。 拡大すると分かりますが、下部電話番号欄の「里見医院」がいい例です。「里」と「見」が、部分的に一筆書きっぽくなってるんですよね。 …こんなフォント、はじめて見ました。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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