2012年11月14日水曜日

日本堤と墨堤の跡地を歩いてみた

場所: 日本, 東京都台東区日本堤
日本堤と墨堤の跡地を散歩してきました~。

日本堤と墨堤は、かつての荒川(今は隅田川)の氾濫から町を守るために作られた堤防です。
日本堤の跡地は、台東区浅草の北を走る土手通り。
墨堤の跡地は、墨田区の隅田川沿いを走る墨堤通りです。

おおまかなイメージですよ




日本堤を歩いてみる



日本堤は現在の三ノ輪から言問橋付近にかけて作られました。別名を吉原堤といいます。吉原とは、あの吉原ですよ。

土手通りという通りの名前と、日本堤という地名が名残です。

それ以外の名残は残ってないか…歩いてみました。例えば、高低差とか。…なんだかブラタモリみたいですが… そういえば、ブラタモリも日本堤を歩いた事があったっけ? 土手通りを歩きながら、そんな事を思い出しました。



まず、かつての日本堤の絵をgoogle画像検索でご確認ください。

google画像検索→名所江戸百景 日本堤

そして、その現代の姿が、こちら。

土手通り
…普通の大通りですね

三ノ輪橋から言問通りに向かっているのですが…
どこにでもある大通りで、かつて堤防だったという雰囲気は、まるでありません。


そして、気になる、高低差は…




若干、土手通りが高くなっているのが、分かります。この若干の高低差が、堤防の名残でしょうか。…けど、言われないと、ピンと来ない…(^_^;)


墨堤へ



隅田川をわたって、墨堤の跡地にも行ってみました。
隅田川沿いを走る墨堤通りが、そのまま墨堤の名残です。

桜橋を渡って、墨堤通りに入った所に、案内板が。




…おっ。 古い地図!

日本堤と墨堤の古地図
拡大表示

…古い地図、ええわぁ~( *´艸`)
やっぱり昔は、堤防らしい堤防だったんですねぇ。

地図でも分かるように、墨堤にはクランクがあります。そこの写真が、こちら。


クランクの先が、ちょっとだけ、下り坂になってますね!堤防の名残!



そのまま、墨堤通りを北に歩いてみました。

普通の大通り

墨堤通りも、堤防と言われないと分からないです。
けど、向島側の高低差は残ってます。


ほら、下り坂
場所によっては、階段で降りる所も!

これでも公道ですよ
向島界隈は別の機会に散歩したいですね~。
堤防跡地の散歩、楽しかったです。


オマケ


いい感じに猫が撮れた~(^^)/
我ながら、ピントがちゃんと猫に合ってるのに驚き!

「よそ者発見だにゃ!」




より大きな地図で 「尊い東京の姿」一覧地図 を表示

1 件のコメント:

  1. 今、「江戸の売春」という本を読んでいて「新吉原は堤通り…」とあり堤通りを検索してたらヒットしました。なんかとても得した気分になりました。私も是非近いうちに堤跡を歩いてみたいと思います!ありがとうございました!

    返信削除